すぎの矯正歯科・ひだまり歯科

矯正治療が必要な歯並びについてのご説明②(上顎前突)

こんにちは。岐阜県大垣市開業の、すぎの矯正歯科・ひだまり歯科院長の杉野です。今回は2回目の矯正治療が必要な歯並びについてです。よろしくお願いします。

② 上顎前突(出っ歯さん)
 上あご(もしくは前歯)と下あご(もしくは前歯)の前後的な位置関係において、相対的に上あご(もしくは前歯)が過度に前方にあることをいいます。上顎前突は歯科における専門用語ではありますが、漢字の意味から何となくは推察できるかもしれません。

上顎前突の原因は主に

1.上あごが過度に前方に突出している場合

2.下あごが後方に過度に後退している場合

3.上の前歯が過度に突出している場合

4.下の前歯が過度に後退している場合

に分かれます。明らかにこれらの内、一つのみが原因の場合もあれば、複数組み合わさって上顎前突と診断される場合も多いです。1と2は骨のずれ(skeletal discrepancy)が原因であり、3と4は歯のずれが原因に分類されることもあります。

矯正治療を始める前に、精密検査でセファログラムと呼ばれるレントゲンと撮影し、分析することで出っ歯さんの原因が判明します。原因をはっきりさせることで、正しく治療計画、使用する装置を選ぶことができます。


 上顎前突の場合は、見た目が気になる審美的な問題や、口が閉じにくい、前歯で麺類を噛みきれないなどの機能的な問題が認められ、矯正歯科治療が必要です。幼い患者さんは転倒により前歯を損傷するリスクも上昇します。

治療内容は、上顎前突の程度や、原因によって異なるため、ここでは詳細は控えます。詳しくは矯正相談にお越しください。

歯列・歯並び・・・出っ歯(上顎前突)、受け口(下顎前突)、歯のガタガタ(叢生)、すきっ歯(空隙歯列)、歯が足らない(先天性欠損)、歯が多い(過剰歯)、歯が生えてこない(萌出不全)、歯が変なところから生えてきた(異所萌出)、後戻り、再治療などでお悩みの方がいらっしゃいましたら、まずは相談だけでもお気軽にお越しください。
小児矯正であれば負担の少ない取り外し式装置、成人矯正であれば、目立たない表側の矯正装置、リンガル(裏側)矯正やマウスピース矯正(インビザライン)などをご用意しています。
スタッフ一同お待ちしています。

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